専攻医の1日 ONE DAY

専攻医の1日

放射線治療科専攻医の
リアルライフ Part1

朝回診

放射線治療科にしては珍しく病棟を持っており、当科の特色の一つとなっています。癌だけでなく併存疾患に対する医療が必要な患者さんも多く、他科にもご協力いただきながら安全に重粒子線治療や化学療法を実施していきます。外来だけでは学べない、放射線治療中の患者さんの日々の管理を経験することができます。

重粒子線治療カンファレンス

当院の特色である重粒子線治療を受ける患者さんについて、治療の適応性の判断や治療計画の議論を行います。世界でも数少ない重粒子線治療はまだまだ発展の余地が多い領域であり、専門医同士で活発な議論が行われ、その中で最先端の放射線治療技術を日々学んでいます。専門的で高度な内容も多いですが、若手も質問して上級医から快く教えてもらうことができます。

小線源治療

婦人科チームでは、主に子宮頸癌を中心に小線源治療を週に2日行っています。小線源治療とは、アプリケーターと呼ばれる専用の管や組織針を子宮頸部(腫瘍)に留置し、その管や針の内部に線源を進めていくことで、腫瘍に対して内部から放射線を照射する治療です。上級医に隣で教えていただきながら実践し、経験・勉強しています。

昼食

ランチはチームメンバーで食べに行く事も。わからない点や治療のポイントを質問したり、他愛のない会話をしたりと気軽に相談出来る環境です。

病棟管理

小線源治療の照射中や治療計画作成中に時間が出来るので、その間に入院患者さんの採血結果や画像検査の結果を確認し、適宜対応や病棟に指示を出します。小線源治療が全て終わり、病棟に顔を出して入院患者さんに問題等なかったか等を看護師さんに確認して、不足している事があれば対応・指示します。放射線治療が終わった後、元の生活にスムーズに戻れるよう準備することも大切な仕事です。

治療計画

当科では重粒子線治療だけでなくX線による放射線治療も実施しており、上級医の指導を受けながら若手も積極的に治療計画を作成します。小線源治療のような直接的な手技と異なり治療計画装置上での作成になるため、じっくり考えながら検討を行います。上級医のフィードバックを受けやすく、計画の上達が早いのも放射線治療科の特色です。

業務終了

当番や急ぎの計画がなければ18時ごろには業務が終了し、各自の大学院研究や興味のある勉強に費やすことが可能です。当直制のため夜間・休日の急を要する対応は基本的に無く、プライベートを充実させられるのも当科の魅力です。

放射線治療科専攻医の
リアルライフ Part2

朝回診

X線治療カンファレンス

若手が上級医と検討しながら作成した治療計画について、当科医師と治療室スタッフの間でカンファレンスが行われます。患者さんの病状、治療計画作成の上で考慮した点などについて計画作成者がプレゼンを行い、個々の患者さんにとって最適な治療計画になっているかを当科医師全体で確認・議論しています。厳しい指摘が入ることもありますが、治療計画が承認され、照射を完遂し、無事に退院していく中で患者さんに感謝されることが日々のモチベーションになっています。

重粒子線センター業務

群馬大学の誇る重粒子線医学センターにて、実際の重粒子線照射業務の対応にあたります。具体的には日々の腫瘍の位置変動への確認・対応や、有害事象の有無を確認する目的で診察などを行います。患者さんが不安なく重粒子線治療を受けられるための丁寧な診察を心がけています。

昼食

後期研修医用のデスクのある部屋があり、お昼時にはリラックスしながら情報共有したり日常の雑談をしながら休憩しています。若手だけの落ち着ける場所があることで、メリハリをつけながら日々の業務に当たれています。

大学院研究

重粒子線治療はまだまだ発展途上な側面もあり、群馬大学大学院では臨床研究や物理分野、生物分野といった様々な角度からアプローチすることで、更なる治療成績の向上に繋がるように研究を進めています。若手でも社会人大学院生は週に丸1日分、臨床業務から離れて研究に専念する時間が確保されており、当科の非常に大きな魅力になっています。『日本の放射線治療をリードし、世界へ!』のスローガンのもと、若手のうちから研究成果を世界へ発信できるよう日々研究に取り組んでいます。実験効率の最適化を目指したスタイリッシュなラボにて、研究指導の先生方に教わりながら充実した研究生活を行っています。

ページトップへ戻る